僕が美容師になった理由


こんにちは

僕が美容師になったわけを書きはじめたらすんごい長くなってしまいました。
寄り道したり回り道ばっかりしてきた35年だからしょうがない。
読んでいただいてる方に僕のこと知って欲しくて書いてたのに、思い出して考えてたらいつのまにか自分の気持ちの整理になってたり。

長いですがよかったらよんでね。

 

父のようになりたかった幼少期

僕はアピエの2代目です。両親が美容師の家に生まれました。父の兄弟も三人が美容師。当時はまだ男性美容師も少なくて珍しい環境でした。そんな家の長男として生まれたので、小さい頃から美容師になるもんだと思ってました。

父は若い頃コンテストにバリバリ出てました。当時は全国大会で優勝したりヨーロッパのコンテストにでたり、講師をしたりとても仕事熱心な父でした。だからとても尊敬していたし憧れていました。ただ仕事に忙しくてあまり父と遊べない寂しかった気持ちを覚えています。

母はとても優しくて仕事よりも家庭を優先してくれていました。美容師として一番バリバリ働ける時期を家族を優先して過ごしてくれてとても感謝しています。本人はもっと働きたかっただろうなと思います。

この頃は美容室の隅や控え室で過ごすことが多かったんです。その時両親の仕事をみて感じていたことが「お客さんと楽しそうやしお菓子もらえてええなー、僕もパーマ屋さんなりたいな」「僕も全国チャンピオンになりたいな。」そんな両親への憧れだったと思います。まだ幼くてそれがどれだけ大変なことなのか想像も出来ませんでしたね。

医者か弁護士になりたい

小学校3年生のときに転機がありました。地元で一番の進学塾に通い始めたんです。親は反対してましたけど、なぜか自分から通いたいって思ったんです。上のクラスの子は灘中とかいっちゃうようなところです。

周りの賢い子に影響されて「将来は医者か弁護士になります」とか本気で思ってました。理由なんてなかったけど周りの影響ってすごいですね。子供の夢まで変えちゃうから。

でもいま振り返るとそろそろ父親と同じ道に進んで親を越えるってゆう大変さと親父がとてつもなく高い壁だなって内心思っていたんだって思います。父とほとんど遊べなかった寂しさからの反抗もあるのかもしれないですね。だから違う道で越えたかったんですね。越える必要なんてないのにね。

でもそんな理由のない目標だからすぐにブレました。6年生のころには受験生なのに、塾をさぼって10時ごろまでゲームセンターで遊んで。毎日そんなことをしてるから受験もどうでもよくなって夏休みが終わる頃には塾もやめちゃいました。

美容師になろうと思った中学1年

小学校のときの受験勉強で燃え尽きてしまって、勉強するのが嫌いになってました。もう勉強したくない。

そこで当時のずるい僕は考えました。美容師になれば学校の勉強しなくていい。当時の美容学校はそんなに勉強ができなくても入学できるだろうって思ってました。だから中学、高校の6年は遊べるな。そんな感じでどんどん道から逸れて行きます。まさにただただ遊んだ6年間を過ごしました。

でも高校の3年のころ転機がおとずれます。記憶にある方もいると思いますがカリスマ美容師ブームです。これをきっかけに原宿の美容師を目指すきっかけになりました。

原宿の美容師になってモテたい

専門学校に入って就職活動を終えて無事に青山のサロンに就職が決まりました。3月に引越しが決まっている時期にあの出来事がありました。

そうキムタクが美容師をしていた「ビューティフルライフ」が1月からはじまったんです。

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もう、まるで自分がキムタクになったかのように思えます。あほです。かなりイタイです。でもあの頃の若さみなぎる僕には周りが見えなかった。若者の人生を狂わすのは簡単です。軽くポンと肩をたたいて道をそらしてあげればいい。カリスマ美容師になりたい夢からモテたいに変わるのに時間は必要なかったです。

そんな気持ちであの時期の原宿付近のサロンにはいったもんだから瞬殺で挫折します。4年後に大阪に戻ることになります。

美容の楽しさとやりがいをみつけた

大阪に帰ってきて、まず難波や心斎橋でサロンを探すことにしました。でも無職のままではいけないので見つかるまで両親の店、今のアピエを手伝うことにしました。

アピエのお客様は年齢層が幅広いです。幼稚園児から90歳のおばあちゃままで3世代で御来店いただいています。それまで勤めていた東京のサロンとはぜんぜんお客様が違うわけです。
おばあちゃまのパーマやブローなんてわかりません。なにを話していいのかもわかりません。
だからはじめは両親のアシスタントをすることになりました。

これが僕の中でなにかが変わったきっかけだと思います。毎日、一番近くで両親のお客様との関係を見れたこと、一緒にお話できたことがよかった。

僕が赤ちゃんの頃から御来店いただいてて僕のことをなんでも知ってるお客様や、退院して家に帰るよりも先にカットにきて元気を出したいってゆってくださる方や、月に二回カットに来るから切るとこほとんどないのにハサミを入れてもらうだけで軽い気持ちになるのってよろこんでくれる方。もっとあるんやけど。

美容師がお客様の気分を変えるきっかけのお手伝いができること。なんなら話をしてるだけで元気になるってゆってもらえたり。家族ぐるみのお付き合いや、家族のように接していただけたり。生活の一部に溶け込める仕事。人生変えたり病気まで治せちゃうんじゃないの?とか。
美容師にすごい可能性を感じたりもするわけです。

家族のようなお友達のような関係を両親とお客様から見ることができた、美容師の楽しさとやりがいを見つけました。それからはお客様に一生安心して任せていただける技術も勉強しなきゃだめだなとかお客様との心の繋がりをもっと想うようになりました。

だいぶフラフラ寄り道してきたけど今は美容の仕事を楽しさや、やりがいを自分の子供にも伝えたいし、若い世代の人に選んでもらえる職業にする為になにかできることがあるのか考えています。

長いのに読んでいただいてありがとうございました。

 

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藤川 拓人

スタイリスト&シャンプーソムリエapied
大阪府豊中市の『髪・肌・頭皮のトータルビューテイーを考える大人の女性の為のアンチエイジング美容室』apied(アピエ)のスタイリスト&シャンプーソムリエです。特に40代からの髪質の変化でのお悩みの解決と相談が得意です。

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